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ishiken

お子さんは to-do型か being型か?で進路を考えてみてもよいでしょう!

to-do型 と being型

自分は(あるいはお子様は)

命に代えても成し遂げたいものがあるタイプでしょうか?

それとも、ある程度やりたいことはあるものの自分が置かれている状態や環境を重視するタイプでしょうか?



北野唯我さんによると、

前者は、to-do型 といい全人口の数パーセント

後者は、being型と呼び全人口の90%以上存在するようです。

(先日のライジンの試合でジャイアントキリングを堀口選手に対してした朝倉選手は「死ぬ覚悟」で試合に臨んでいるそうですから、to-do型ですよね。このように有名人、とくに本を出すような有名人のほとんどはto-do型である場合が多いです)

自分の(あるいはお子さんの)最終的な目標は「幸福になること」ですからどちらのタイプであるかしっかり見極めてあげましょう。

「自分のやりたい事ってなんだろう?」と考えているタイプの人はbeing型ですし、

「俺は教師になって日本の教育を変える!」と考えているタイプの人はto-do型です。

勿論、宮本延春さんのようにふとした瞬間からto-do型になる人もいるでしょうから

このタイプは固定的なものではないでしょう。

しかしながら、現状どのタイプであるかを知っているかどうかは大切です。

加えて、YouTubeのコピーのように「好きなことを仕事にする」のが強く推奨される時代背景もありますので、自分の比較的な好きでマーケットバリューを高めていくことはより必要になるでしょう。

いい方を変えれば、生粋のbeing型の人にとっては肩身が狭い、、、そういう社会が到来しつつあるのです。

それを十分に自覚したうえで、

自分が比較的好きなこと得意なこと・自分が比較的好きな状況・自分が比較的好きな環境をイメージして

それを育んでくれる進学先を考えてみてはどうでしょうか?

 

 

共通テストの傾向 生物が暗記科目でなくなる

生物=暗記科目からの脱却を

生物学が、「知識ではなく、思考で取り組むべき学問であるという認識を取り戻す」

これは、日本学術会議の宣言です。

また、2000語ある重要暗記語句を500語程度まで減らそうという動きもあります。

これらの動きに強制力はないのですが、共通テスト試行問題ではどのような変化があったでしょうか?

生物基礎についてですが、明らかに出題傾向の変化がありました。

  1. 問題数が二問増
  2. 会話文の登場
  3. 暗記もの問題の減少
  4. 最新の生命科学ニュースを元ネタにしての出題

という感じですね。

生物についても

  1. 長文の分析問題が多い
  2. 実験や観察などを考察する問題増

という印象です。

明らかに生物=暗記科目というのは崩れていくでしょう。

一方、生物学の基本、いや学問の基本と言ってもいいかもしれません!

「なんでなんだろう!」を大切にする人にとっては新テストの改革は大きくプラスに働くものと思います。

「なんでだろう 画像」の画像検索結果

また、文科省としては全ての科目に記述問題を入れたいという最終的な意向があるようなので、

生物基礎・生物においても記述力が必要になってくるでしょう。

 

YKK子育て・学習法 ⑤ やる気というものは存在しないからやれる気で行動 

YKK子育て・学習法の「Y」は「やれる気」

東京大学の池谷裕二さんによると「やる気」というものは脳科学的には存在しないそうです。

「やる気がでない」というのは行動しない人が作った虚構であるというのがどうやら真実なのですね。

だったら、私たちはこの「虚構」を捨て去りましょう!



サピエンス全史によれば、「虚構」を作り出すことがホモサピエンスの発展の絶対条件だったといいます。

しかし、いい子育てをするには、そして学習を達成していくには「やる気」という「虚構」からは離れることが必要でしょう。

で、私が提唱しているのは「やれる気」という概念です。

「やれる気」とは、小さな成功体験の積み重ねやスモールステップによる「できた・わかる」の積み重ねによる「行動」できる自己肯定感のこと

と定義します。

これが達成できるかどうかが、子育てや学習においての分水嶺だといえるでしょう。

小さな成功体験の積み重ねの例としては、学習で言えば「検定試験」が最適です。漢検・数検・英検を学年に応じて取っていくだけで(上位国立を目指すのでないなら)十分でしょう。

スモールステップについてはポイントがあります。

スモールステップは、私たちが思うよりも小さく刻む必要が場合によっては必要なのです。

一見して理解が遅いお子さんに対して、「ステップの刻み方をもっと小さくすればいいんだ」と気づけることは、指導者や保護者さんにとっても、問題を自分のものとして考えることになりますのでぜひ考え方を改めるきっかけにしてほしいと思います。

「やれる気」を持つことが出来た子供は、いつか本当に達成したいものと出会ったときに必ず前向きに取り組むことが出来ます。「やる気」という虚構から抜け出し「やる気」という真実の世界に入門してください。

 

 

 

YKK子育て・学習法④ 価値観の形成はいつまでか? 

一般的な時期と対応(個人差アリ)

0歳から3歳 完全依存期 ⇒子供だけでは何一つできない

3歳から10歳 自立期 独立のための準備をする時期 ⇒子供が出来ることが増えてくる・価値観が刷り込まれる時期

10歳から12歳 独立準備期 ⇒ 親の保護と干渉を徐々に手放す・価値観が徐々に確定

12歳から15歳 独立期 ⇒親の保護と干渉を最小限に、関係性はほぼ対等・価値観はほぼ確定

15歳以降 社会化期 ⇒今まで培ってきた価値観をもとに自分なりに社会に適応していく時期

 

という流れが一般的な子育ての流れになると思います。

完全依存期の保護と干渉は100%です。

それを、12歳以降の独立期に向けて徐々に減らしていくことが必要なことだといえるでしょう。

価値観の形成も12歳までにほぼ完了しますので、幼少期(3歳から12歳)こそが子育てにおいて大事な時期だと断言できます。

(12歳から15歳の時期に価値観を変更しようとする場合は、第三者とご家庭の連携が必要になってくるでしょう)

*小学生の間放任で、中学校になってあわてて勉強させる!というのがうまくいかない理由も上記によります。

このころにいろいろな価値観がすりこまれますが、「ほぼ変えることが出来ないレベル2以上の価値観」もこの時期に形成されるといわれています。

 

価値観レベル1 こだわりのない価値観  新たな情報で変わる

価値観レベル2 強固な価値観  変わるのが困難

価値観レベル3 ほぼ変わらない価値観 道徳的・倫理的な価値観

 

独立というのは、親とも一対一の大人の関係になることです。

 

大事なのは 「幸せになること」そのための4つの価値観を15歳までにしっかり植え付けるようにしていきましょう。

15歳以降になると、それまで培っていた価値観で基本社会に適応していくことになります。

例えば、高校時代に勉強が出来なくて偏差値30台に、、、大逆転で慶応大学に!というシンデレラストーリーのビリギャルですが、、、

金城学院中学校
[私立/女子]57

ということ有名な中学校に入学しています。

学びの大切さを価値観として持っていたからこその一念発起での大逆転合格だった!ということですね。

一方、 人生観を変えた経験からの大逆転と言えば、

彼女がアインシュタインの番組が好きだった=自分も興味を持って勉強を始めた。

中学校オール1から名古屋大学に進学した宮本さんの例があります。

大きなきっかけがあれば人は変われるということでもありますね。

大学入学共通テスト 現時点でのまとめ 現高3生どうなるか問題も

大きな変更点は3つ

❶英語で外部の民間試験を使う

ただし、2020年度から2023年度まではセンター試験もうけることができます。

その際の、リスニングの配点は100点!リーディングと同等の扱いになります。

リーディングについては、「発音」「アクセント」は原則出題しないということですね。発音・アクセントが苦手な生徒さんにとっては朗報かもしれません。

❷数学と現代文で記述問題が出る

現代文で3問・数1・1Aで3問。

❸将来的には他の科目でも記述問題を出したい。

下にもある誰が採点するかという問題もあります。

 

★TOEICが民間試験から撤退 (少なくとも2020年度については)

理由~4技能全てを一度の試験で行う制度になっていないから。

日本でだけ形式を変えることは難しいということでとりあえず断念。

実際問題ほとんどの高校生は、英検・GTECを選択するので影響は限定的だと思われます。

 

英検は2019年9月から申し込みを開始!!!

1年間に民間試験は2回受験可能です。その2回目については現高3生も浪人決定後に対応できるのでもんだいありませんが、

1回目の申し込みについては、

現高3生がどうなるかは検討中、、、、らしいです。

したがって、英検の申し込み時期については浪人も想定している高3生はアンテナを高くしておく必要があります。

 

大学生の採点官を採用  って大丈夫??

50万人の受験者の記述問題の採点をするには、1万人の採点官が必要

プロの採点官だけでは圧倒的に足りない、、、、

☟ 💡

大学生を使おう!!

という流れのようですが、、、これは間違いなく荒れると思われます。

一応ダブルチェックをするという話ですが、ダブルチェックもあてにならないですよね?

プロと言える学校の先生の採点ミスも結構見られるのがその証拠です。

また、模試での採点ミスも普通によくありますもんね。

自己採点と実際の点数の乖離が出てくる可能性があります。

 

ミスが出にくくなるようにこうしよう💡💡




数学の記述問題が簡素化されます。

答えは、数式で答えのみで書かせる!とのことですね。

試行テストで、正答率高いもので10% 低いもので3%という散々な結果だったという

理由も、採点を簡素化したいという動機に加えてあるようですね。

(ただ、文科省自体は否定するか意見も行っており今後不透明です)

試行テストでは、数学の平均点は3割程度となっているので、

数学で差がつかないという現状ですので、なんらかの改善はしてくるかもしれません。

しかし、作問側の意見としてはこれ以上簡単な問題にしたくない!

平均点を上げるのは指導者の仕事だという思いがあり、ここでの綱引きが続いているようです。

 

今後の勉強法

全科目に共通して言えることとして、圧倒的に分量が増えるので、現代文の力は今まで以上に必要になります。

英語は、リスニング力がより大切になります。そのためにより先取が必要ということです。

単語+文法 をしっかり学習したうえでのリスニングですのでますますの先取が必要になってきます。

ただし、試行調査の結果からみると、英語での差よりも数学での差が大きくなることが予想されます。

=平均点が低くなるために、数学が得意な人が有利になる

国公立大学に進学するためには、少なくとも数学で差をつけられない実力は必要でしょう!!

PS

加えて、推薦入試の枠を広げていくことが決定しています。

推薦合格者を増やす=一般合格者枠が減る=一般入試の倍率が上がるということです。

推薦入試も視野に入れながら対応していくべきでしょう。

 

大学進学率が8割を超える日 

↑ 大学・短期大学への進学率(過年度高卒者などを含む)

大学の進学率は右肩上がりです。

2018年度、最新の情報では、実に57.1%の人が進学しています。

私自身は生徒さんとの話の中で、「寿司職人になりたい!」「プロ野球選手になりたい!」「漫画家になりたい!」という生徒さんにはそちらを目指すべきだと指導しています。

しかしながら一方で、「とくにやりたいことがない」という生徒さんには大学に行くことをお勧めしています。

理由には、ポジティブな理由とネガティブな理由があります。

ポジティブな理由は

  • 大学を目指して学ぶこと自体に意味がある
  • 大学時代にやりたいことをみつけることができる

などたくさんのことがあげられますが、今回はネガティブな理由について掘り下げたいと思います。

グラフのように大学進学率は右肩上がりです。

そして、今後大学の無償化により低所得層を中心とした層の進学も増えることは確実です。

識者によれば、8割をこえるだろうという予想もあるくらいです。

日本がお手本?とするアメリカの大学進学率が75%です。

また、OECD平均が62%であることから考えても少なく見積もっても70%は確実に超えるでしょう。

ネガティブな理由とはその時におこるマインドの変化です。

繰り返しますが、「自分が選択して」大学に進学しない道を選ぶのは問題ありません。

では、なんとなく「大学に進学しない」という選択をした場合どうなるのか?ということです。

ここで、アメリカで行われた実験のいくつかを紹介します。

(1)あなたの年収は5万ドル、あなた以外の人たちの年収は2万5000ドル
(2)あなたの年収は10万ドル、あなた以外の人たちの年収は25万ドル
この2つの環境があるとしたならば、あなたはどちらを選びますか?

(1)あなたは高卒で、ほかの人は中卒
(2)あなたは大卒で、ほかの人は大学院卒
 どちらを選びますか? 

経済学者であるサラ・ソルニック(米バーモント大学経済学部アソシエイトプロフェッサー)と、デービッド・ヘメンウェイ(米ハーバード大学公衆衛生大学院教授)による研究

少し考えてみてください。





解答者で多かったのは、

なんといずれの場合も(1)でした!!!

この研究結果からわかるのは、人は相対的価値に価値を感じる!ということです。

ふと考えてみると、「なんかしらないけど高校は出ておかないと、、」という空気感、、、これこそがなんとなくの相対的価値だといえるでしょう。

数年後、「なんかわからないけど大学は行っておくべきだよね」という空気感になっていることは間違いないでしょう。

勿論空気感ですので、相対的に振り回されない 自分自身への価値=自分の選択への自信 があれば問題ありません。

いや、むしろそれを醸成していくことこそが教育なのであると思っています。

しかし、「大学くらい入っておかないと、、、」という時代が来るであろうことは知識として持っておくべきだと思うのです。

 

PS ちなみに大学進学率1位は オーストラリアの96%!!!!です。

 

最後にもう一つ、今後起こるであろう変化の予想です。

それは、「リカレント教育」です。

リカレント教育とは社会に出てからの学びなおしですね。

最近で言えば、欽ちゃんこと萩本欽一さんが大学で勉強していたのは有名ですね。

オーストラリアの大学入学平均年齢は26歳

ノルウェーは30歳、アメリカは27歳です。社会人が勉強するというのが定着しているのですね。

日本も必ずそうなるし、そうならないと国際競争にますます勝てなくなります。

その時に必要なのは、「学び」を楽しむ力だと思います。

「学び」を楽しめるような指導をしていけたらと考えていますので今後ともよろしくお願いいたします。



 

漢字検定全員合格!! 防府で漢検受けるなら明光義塾・いしど式速算教室

脳科学によると学力向上の秘訣は次の6つだそうです。

1.目標を小さく刻む
2.コミュニティ
3.重要性を認識する
4.簡単にする
5.ニューロハックス
6.夢中になる
7.ルーチン化する

漢字検定も算数検定も英語検定も小学生の時から受けていると、次のステップにすすむのが楽しくなってくるようですね。「目標を小さく刻む」というのは、お子さんの学ぶ力を育むのにとても大切です。

そのさいに注意しないといけないのは「大人が思っているスモールステップ」≠「子どものスモールステップ」ではないということです。

つい私たち親は「理解が悪い」という言葉を使ってしまいがちですよね(汗)

でも、それは脳科学的には間違いで、私たちが適切なステップを踏ませていない!と考えるのが妥当らしいです。

そこに、優秀な選手≠優秀な監督 勉強ができる人≠良い指導者 という理由があるようです。

私自身も、超賢い人に「どうして、この図形の補助線がわかったのか?」と聞いたときに

「え???補助線がすけてみえてくるじゃん」と教えられて困惑したことがあります(笑)

私たち大人も、つい自分基準で同じようなことをしてしまって、「理解が悪い」と片付けてしまっていることはないでしょうか??

こどものレベルに応じて正しいスモールステップさせることが大人の役目だと改めて思います。

 

 

 

受験生の夏休みの過ごし方  

こんにちはKEN-Tです。

 

受験生の皆様、夏休み勉強は捗っているでしょうか。

 

今日は受験生が夏休みにどのように過ごさなければならないかを書いていこうと思います。

 

一言で言ってしまうと、「第一志望校に受かりたいならば夏休みは全てを勉強に捧げろ」ということです。

 

もちろん、それぞれ志望校と現状のレベルとのギャップはあるかと思いますが、現状志望校の合格が確実でない人は必ず夏休みは勉強に捧げるべきです。

 

起きている時間は全て勉強するくらいの気持ちでいいでしょう。移動時間、風呂に入る時間、トイレにいる時間なども使ってしまいましょう。

 

僕自身も受験生の時には起きて塾に行って勉強して帰って晩飯を食べて、暗記と一日の復習をして寝るといった生活をしていました。起きている時間を全て勉強に捧げるのは大変なことかもしれませんが、まずは試しに一週間やってみましょう。人間はそれが習慣になれば、必ず実行できるようになります。

 

また、受験というのはそれほど厳しいもので、ここまでやってやっと第一志望校に受かるか五分五分のレベルのところまでいけるパターンが多いでしょう。

 

もちろんよく言われるように、勉強は量だけではなく質も大事です。

 

しかし、本当に合格したいのであれば、まずは他の受験生に量で負けてはいけません。最終結果がどうなるかはわかりませんが、量で負けてしまったら必ず後悔します。

 

逆に、量がしっかりとこなせていれば、仮に第一志望校に届かなかったとしても、目標を定めてそれに向かって一生懸命努力した経験やPDCAサイクルを学べたことは一生役に立つものになります。

 

現状まだ第一志望校には厳しい受験生が多いとは思いますが、諦めずにまずは1日最低10時間しっかりと勉強できるように頑張ってください。




そして、自分の勉強記録を必ず残すようにしてください。

 

マイスタ教室でもstudyplusを用いて必ず勉強記録を残すようにしています!!!

 

実際、早稲田大学を目指している生徒さんは夏休みに入ってからの平均勉強時間は11時間と頑張ってくれています!

 

しっかりと自分の勉強時間を記録して、うまくいったところは継続して、うまくいかなかったところは修正していきながら受験まで頑張っていきましょう!!!

 

最後まで読んでくださってありがとうございます!

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防府高校受験者必見 ボーダーライン

※こちらの記事は2019年度版です。

2020年度版はこちら↓

防府高校受験者必見!!ボーダーライン (education-group-hofu.com)

 

皆さんこんにちは。夏休みに入っていかがお過ごしでしょうか。

 

今年中学3年生の生徒さんは部活も終わり、勉強を頑張っていく時期でしょうか。

 

今回は防府高校受験者が必ずみておくべき入試情報をお届けしたいと思います!!!

 

防府高校のボーダーは170〜180点と言われていますが、8月、1月の時点でどの程度点数を取れていれば合格可能性が高くなるのかを、山口県一斉模試のデータから見ていきたいと思います!!!

 

 

防府高校志望者の模試データ

受験者 合格者 不合格者
8月 11月 1月 8月 11月 1月 8月 11月 1月
平均 154.5 151.3 162.8 157.1 155.3 167.4 140.1 137.4 138.6
最高 210.0 193.0 215.0 210.0 193.0 215.0 172.0 159.0 178.0
最低 94.0 89.0 89.0 94.0 89.0 120.0 104.0 106.0 89.0

 

防府高校合格者の平均点を見てみると、8月では157.1点、11月では155.3点、1月では167.4点となっていました。

 

具体的には8月の時点では170点以上とれていた生徒さんはほとんど合格できており、1月では180点以上取れていた生徒さんはほぼ合格しているといったデータが出ています。

 

しかし、逆に8月の時点で94点しか取れていなかった生徒さんも最終的には合格できています。最後まで頑張ることで合格につながるといった良い例ですね。

大逆転は明光義塾の代名詞ですので是非一緒に大逆転目指して勉強していきましょう!!

 

あくまで最終的に防府高校に合格した人の8月時点での平均点がこのような点数だったというデータですが、一つの目安になると思います。また、このような模試を受けることで受験勉強のやる気も出てくることかと思います!!!

夏休みは、明光義塾で勉強を頑張って、模試を受けてみてはいかがでしょうか???

 

HKT(防府高校突破ゼミ)

また明光義塾では、9月より防府高校突破ゼミもスタートします。

私も理系科目を中心に指導していきます!!!

一緒にHKTしましょう(笑)

 

 

 

 

 

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共通テスト数学2B解いてみた 

平成30年度試行調査の問題を解いてみました。

問題はこちら

https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30_1111.html

 

共通テストの数学Ⅱ・Bの問題構成は、

第一問[1]三角関数

   [2]微分・積分

   [3]指数関数・対数関数

第二問[1] 図形と方程式

   [2] 図形と方程式

第三問 確率分布と統計的な推測

第四問 数列

第五問 ベクトル

となっています。

 

主な変更点は第2問の微分・積分が第一問に移動したこと、第二問に図形と方程式が入ってきたことです!

 

なぜか第三問に確率分布が移動してきたのは、こちらも選択して欲しいという意図なのでしょうか。

 

難易度としては、やはり従来のセンター試験よりは難化傾向があり、平均点は36.06点となった。従来のセンター試験では平均点が最も低かった2015年度でも39.31点だったことから、この点数がいかに低いものであるかがわかると思います。

 

試験時間が60分のままであるにもかかわらず、文章量が増えたこともあり、Ⅰ・Aと同様にⅡ・Bも時間が厳しくなっていると感じました。

 

それでは設問毎の感想に移ります。

参考のために私の解答時間を書いています。

 

第一問[1] 解答時間3.5分

三角関数の問題です。計算は簡単なものになっており、最後の問題はグラフを選択するという今までのセンター試験ではあまりみられないような形式にはなっていましたが、難易度的にはそこまで高くないかなと感じました。

 

第一問[2] 解答時間5分

微分・積分の問題です。

こちらも難しくはありませんが、積分の定義に関わる問題が出題されました。

 

第一問[3] 解答時間5.5分

指数・対数の問題です。

最後の問題の前までは、誘導が丁寧についているので計算しやすいですが、最後の問題が当てはまるものを全て選ぶ問題で、かなり難解なものになっていました。

この問題の平均正答率は1.3%とかなり低い結果に。

 

第二問[1] 解答時間8.5分

図形と方程式の登場です。

この問題は線形計画法の考え方をしっかりと理解できていたら解けると思います。

 

第二問[2] 解答時間6分

軌跡の問題です。

こちらも最後の問題が、問題文の意図が取りづらくなっていて、あまり問題集でも見かけないような問題になっていました。

 

第四問    解答時間14分

数列の問題です。

2つの方針で漸化式を解く問題で、2つの方針を導入した後に、最後の応用問題でどちらか好きな方針を自分で選んで解くといった流れでした。

このように複数の方針を立てる問題は従来のセンター試験ではほぼ見かけなかったので、しっかりと対応が必要になりそうです。



第五問    解答時間13分

ベクトルの問題です。

こちらも2つの方針を立てて、どちらかの方針を選択して解く問題となっていました。

今後このような問題が主流になってくるかもしれません。

 

以上共通テスト、数学Ⅱ・Bの感想でした。

Ⅰ・Aと同じように思考力を問う問題が増えてきたなと思いました。

今後、各予備校が出してくる模試や、新たな情報に注目していきたいと思います。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます!

 

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