大きな変更点は3つ
❶英語で外部の民間試験を使う
ただし、2020年度から2023年度まではセンター試験もうけることができます。
その際の、リスニングの配点は100点!リーディングと同等の扱いになります。
リーディングについては、「発音」「アクセント」は原則出題しないということですね。発音・アクセントが苦手な生徒さんにとっては朗報かもしれません。
❷数学と現代文で記述問題が出る
現代文で3問・数1・1Aで3問。
❸将来的には他の科目でも記述問題を出したい。
下にもある誰が採点するかという問題もあります。
★TOEICが民間試験から撤退 (少なくとも2020年度については)
理由~4技能全てを一度の試験で行う制度になっていないから。
日本でだけ形式を変えることは難しいということでとりあえず断念。
実際問題ほとんどの高校生は、英検・GTECを選択するので影響は限定的だと思われます。
英検は2019年9月から申し込みを開始!!!
1年間に民間試験は2回受験可能です。その2回目については現高3生も浪人決定後に対応できるのでもんだいありませんが、
1回目の申し込みについては、
現高3生がどうなるかは検討中、、、、らしいです。
したがって、英検の申し込み時期については浪人も想定している高3生はアンテナを高くしておく必要があります。
大学生の採点官を採用 って大丈夫??
50万人の受験者の記述問題の採点をするには、1万人の採点官が必要
☟
プロの採点官だけでは圧倒的に足りない、、、、
☟ 💡
大学生を使おう!!
という流れのようですが、、、これは間違いなく荒れると思われます。
一応ダブルチェックをするという話ですが、ダブルチェックもあてにならないですよね?
プロと言える学校の先生の採点ミスも結構見られるのがその証拠です。
また、模試での採点ミスも普通によくありますもんね。
自己採点と実際の点数の乖離が出てくる可能性があります。
ミスが出にくくなるようにこうしよう💡💡
数学の記述問題が簡素化されます。
答えは、数式で答えのみで書かせる!とのことですね。
試行テストで、正答率高いもので10% 低いもので3%という散々な結果だったという
理由も、採点を簡素化したいという動機に加えてあるようですね。
(ただ、文科省自体は否定するか意見も行っており今後不透明です)
試行テストでは、数学の平均点は3割程度となっているので、
数学で差がつかないという現状ですので、なんらかの改善はしてくるかもしれません。
しかし、作問側の意見としてはこれ以上簡単な問題にしたくない!
平均点を上げるのは指導者の仕事だという思いがあり、ここでの綱引きが続いているようです。
今後の勉強法
全科目に共通して言えることとして、圧倒的に分量が増えるので、現代文の力は今まで以上に必要になります。
英語は、リスニング力がより大切になります。そのためにより先取が必要ということです。
単語+文法 をしっかり学習したうえでのリスニングですのでますますの先取が必要になってきます。
ただし、試行調査の結果からみると、英語での差よりも数学での差が大きくなることが予想されます。
=平均点が低くなるために、数学が得意な人が有利になる
国公立大学に進学するためには、少なくとも数学で差をつけられない実力は必要でしょう!!
PS
加えて、推薦入試の枠を広げていくことが決定しています。
推薦合格者を増やす=一般合格者枠が減る=一般入試の倍率が上がるということです。
推薦入試も視野に入れながら対応していくべきでしょう。