みなさんこんにちは。
本日は、河合塾の2023共通テスト総合問題集 数学IA 第3回を解いてみた感想です!
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全体的な感想としては各大問の前半は典型問題が多く、基本がきちんと押さえられていれば6~7割は取りやすかったと思います。
その代わり大問の最後の問題はやや難易度の高い問題もあったように感じました。
各大問ごとにも詳しく見ていきましょう!
大問1
[1]集合と命題、二次不等式、絶対値のある不等式の問題でした。ア~キに関しては基本的に解けてほしい問題です。
ク、ケは前問の情報を丁寧に処理していけばそれほど難しい問題ではありません。
[2]は三角比で円を利用する問題なので正弦定理だけではなく円周角の定理なども用いる必要がありました。
コ~ニは典型問題と円周角の定理を用いればすぐに解けて欲しい問題です。
ヌ、ネに関しては設定が少し理解しにくく諦めてしまった人も一定数いるかもしれないと思いました。
計算は単純ですが、簡単に早く解くには直角三角形という条件をきちんと使えるかがカギになります。
大問2
[1]二次関数ア~スは立式をする問題で条件をきちんと読み取れていれば易しい問題でした。
セ~チはまずグラフを用いるという典型的な解法を思いつけた後に、グラフをきちんと丁寧に描いていかないと間違えてしまう良い問題でした。
[2]データ
ツ~ナはデータでよくある代表値、読み取り、相関係数の問題で解けて欲しい問題です。
ニは一次変換の問題でやや難易度は高いですが、センター時代から良く出ている典型的な問題なのでしっかり押さえておいて欲しいです。
ヌは設定から不等式を作り散布図上にグラフを描いて考える珍しい問題でした。
大問3
確率の選択問題で難易度は比較的易しめでした。
ア~テはきちんと取れて欲しい問題です。
ト~ヌは条件付き確率の問題で情報を一つ一つ処理していけば解ける問題になっています。
大問4
整数の選択問題で余りと不定方程式の問題で、最後の問でどちらも複合的に考えるもので最後の問は難易度が高い問題でした。
ア~エ、キ~サは易しい問題です。
ウ、エはイが分かればすぐに答えが出せるようになってもらいたいです。
シ、スに関しては(1)と(2)をどう使うかを考えるのが難しい問題になっていたのではないかと思います。
大問5
図形の選択問題で、最後の問題以外は易しい問題が多かったように感じます。
ア~ケは方べきの定理や円周角の定理など円が絡む問題では基本的に出てくる定理を使っていけば難なく解ける問題でした。
キ以降の問題を考える為に描く図はアで答えた三角形の形を考慮しておかないと描きにくくなってしまうので注意が必要です。
コ~ソは求める三角形が直角三角形であることからメネラウスの定理を用いて具体的に辺の長さを出して計算する問題でした。
元々分かっている三角形の面積を拡大・縮小するのではなく、辺の長さを求めることに気づけばメネラウスの定理を使う事も見えてくると思います。
どうだったでしょうか?
実際に自分が解いてみてどこが取れていないかを照らし合わせてやり直しをしていく参考になればと思います!
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