一般的な時期と対応(個人差アリ)
0歳から3歳 完全依存期 ⇒子供だけでは何一つできない
3歳から10歳 自立期 独立のための準備をする時期 ⇒子供が出来ることが増えてくる・価値観が刷り込まれる時期
10歳から12歳 独立準備期 ⇒ 親の保護と干渉を徐々に手放す・価値観が徐々に確定
12歳から15歳 独立期 ⇒親の保護と干渉を最小限に、関係性はほぼ対等・価値観はほぼ確定
15歳以降 社会化期 ⇒今まで培ってきた価値観をもとに自分なりに社会に適応していく時期
という流れが一般的な子育ての流れになると思います。
完全依存期の保護と干渉は100%です。
それを、12歳以降の独立期に向けて徐々に減らしていくことが必要なことだといえるでしょう。
価値観の形成も12歳までにほぼ完了しますので、幼少期(3歳から12歳)こそが子育てにおいて大事な時期だと断言できます。
(12歳から15歳の時期に価値観を変更しようとする場合は、第三者とご家庭の連携が必要になってくるでしょう)
*小学生の間放任で、中学校になってあわてて勉強させる!というのがうまくいかない理由も上記によります。
このころにいろいろな価値観がすりこまれますが、「ほぼ変えることが出来ないレベル2以上の価値観」もこの時期に形成されるといわれています。
価値観レベル1 こだわりのない価値観 新たな情報で変わる
価値観レベル2 強固な価値観 変わるのが困難
価値観レベル3 ほぼ変わらない価値観 道徳的・倫理的な価値観
独立というのは、親とも一対一の大人の関係になることです。
大事なのは 「幸せになること」そのための4つの価値観を15歳までにしっかり植え付けるようにしていきましょう。
15歳以降になると、それまで培っていた価値観で基本社会に適応していくことになります。
例えば、高校時代に勉強が出来なくて偏差値30台に、、、大逆転で慶応大学に!というシンデレラストーリーのビリギャルですが、、、
金城学院中学校
[私立/女子]57
ということ有名な中学校に入学しています。
学びの大切さを価値観として持っていたからこその一念発起での大逆転合格だった!ということですね。
一方、 人生観を変えた経験からの大逆転と言えば、
彼女がアインシュタインの番組が好きだった=自分も興味を持って勉強を始めた。
中学校オール1から名古屋大学に進学した宮本さんの例があります。
大きなきっかけがあれば人は変われるということでもありますね。