英語の期末試験の結果がぞくぞくと返却されていると前回のブログで書きましたが、
最近の傾向として、本当に点数を取ることが難しくなってきています。
特に難しくなるのは、中学2年生からだという印象を私は持っています。
中1では90点台を取っていたのに…どうして…というのは誰もが経験していることでしょう。
特に今、何が難しくなっているか、その考えられる要素をここでは、書いていこうと思います。
例えば、英作文。
これまでは、英作文は指定された日本語にそった英語を書くというのが一般的でしたが、
今は、自分で考えて表現する能力が問われています。
今回の期末でも、それぞれの中学校、また学年によってテーマは異なりますが、
次のような内容が主に出題されていました。
おすすめの場所についてALTの先生に英語で紹介するための文章を書く
自転車に乗っている時に音楽を聴くことは賛成かどうか
自分の所属している部活動について、などなど。
しかも、条件に合わせて、英文を作っていかなければならないのが大変です。
(スピーチテストもほぼ必須で、
例えば、教科書の登場人物が、俳句に関することを言えば、俳句を英語で書かなければならないという宿題が出ているところもあるそうです。)
日頃から、いろいろなことに関心をもって自分の意見を持っておくことが大切ですね。
また、定期テストで生徒さんが苦手ということが多いのは、
ある会話文あるいはスピーチについて、その要約文を作成する問題が出た時です。
頭文字が指定されてあったり、というヒントがある場合もありますが…
例えば、
( )にあてはまる英単語を書きなさいという問題で、英文に出てきた単語をそのまま書き抜く問題はみんなできるのですが、
要するに、この会話文は何が言いたかったのか?を別の言葉で表現することが難しいようです。
例えば、earn money for their family という文章が、(w )for their family ←この( )に入る単語は?
となったときにどんな単語が入るのか?といった問題です。
答えは、「work」ですが、こうした問題に対処するためには、日頃から、教科書はもちろんのこと、
たくさんの英文に触れて、英語に慣れるということが必要なのです!
この慣れが、日々の定期テストだけではなく、高校入試に対応できる自分を作っていくのです。
これまでは、テスト前に少し勉強をすれば、点なんて簡単に取れていたかもしれませんが、時代は日々、変化しています。
即席ではなく、真の英語力は、日々の積み重ねなのです!
防府南教室では、夏期講習は、中1・2年生は、まずは「自分の好きを伸ばそう」をテーマに暑い夏を乗り切っていこう!
英検の対策をすることは、上記のような内容に対処するためには必要ではないかと思います。
中3生は日々のチェックテストを確実にできるようになって、自信をつける!
そして、夏休み明けにある習熟度、その先にある高校入試に備える夏!を掲げています。
みなさまの来塾をお待ちしております。
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