みなさんこんにちは。
今回は、駿台の2023共通テスト実践問題集 数学II・B 第5回 を解いてみた感想などについてです!
各大問ごとに見ていきましょう!
〇大問1
[1] 図形と方程式の問題です。「ケコ」までは教科書レベルの簡単な問題なので確実に完答しましょう。「サ」からは特定の2点を通る円の内容なので一般的には応用問題になりますが、誘導で式を作ってくれているのでこちらも確実に得点しておきたい問題です。 [2] 指数対数の問題です。ほとんどが指数方程式と対数方程式の内容で、途中グラフ問題もはさみますが「フ」までは何とか解けるようにしておきたいですね。「ヘ」は難しい問題でした。
〇大問2
[1] 基本的な微積の問題です。完答をしましょう。6分の1公式だけでなく、3分の1公式や12分の1公式も押さえておくと、今回の問題のように簡単に計算できる問題がよくあります。 [2] 「ト」までは誘導に乗ればスムーズに解ける問題だと思います。「ナ」以降は教科書の公式や微積で何がわかるのかをしっかり理解している前提であったため少し難易度は高めかなと思いました。
〇大問3
データは利用者が少ないため略
〇大問4
見慣れない形の漸化式でしたね。「オ」が序盤にしてはいきなり少し難しめな問題でした。しかもこの「オ」が解けないと後ろの問題も解けないので、平均点は低くなりそうな印象の問題です。逆に「オ」が解けた人は誘導に乗れば後半も完答を目指せたのではないでしょうか。
〇大問5
空間ベクトルの問題です。誘導はしっかりついているので図形の性質さえきちんと押さえておけば「ト」くらいまではスラスラできたのではないでしょうか。「ヒ」からはしっかり空間把握ができていなければ解けないので難しめな問題だと思います。
〇全体
難易度はこれまでの4回と比べてもとびぬけて簡単だったり難しかったりというのはなく、共通テストを意識した問題としてちょうどよいレベルだったのではないかと思います。
5回すべて解いた人は解きっぱなしにせずしっかり復習をしておきましょう。