大学入試センターは8月23日、大学入学共通テストの国語で出題される記述式問題の段階表示について、小問の成績で内容面に関する3段階表示に加え、解答の書き表し方に関する評価を「*(アスタリスク)」で付記する方針を発表した。詳細な情報を示すことで、各大学で受験生の学力をより正確に評価できるようにする。合わせて、英語の問題では場面設定に応じて、イギリス英語も使用することがあるとも示した。(教育新聞)
迷走中英語
- 外部検定試験
- リーディング100点 リスニング100点の配点
と迷走中の共通テスト英語だが、さらに「イギリス英語を使う場合もある」との指針を示してきました。
問題なのは、何をどの程度かが示されていないところです。
この発表を受けて受験生が何をどのように対応すればいいのかがまったくわかりません、、、、
対応の方向性が違う国語
一方の国語は、アスタリスクをつけることで「各大学に点数の詳細がわかりやすくする」とのことです。
具体的には、字数の制限など解答の書き表し方の決まりに従っていない解答を「マイナス評価」とし、それらが1つ以上ある解答の評価には、それぞれ「a*」「b*」を付記するらしい。
しかし、点数の詳細情報がしりたいのは、受験生のほうで「受験生に採点の結果」を知らせることのほうがだいじなのではないだろうか?
受験生不在の改革案
改革の方向性は正しいと思うのだが、議論が受験生不在になっているという感が否めません。
実際、z会の調査では7割超えの生徒が新テストに不安感を抱いているようです。
いったん立ち止まって見る英断を期待します。