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山口県 高校入試2021 分析 by 川戸t

By 2021年3月17日 No Comments

山口県の今年度の入試問題はこちらから!!!

https://resemom.jp/feature/public-highschool-exam/yamaguchi/

 

今回は、国語と社会の問題を解いてみました。

どちらの科目もとても考えられている問題で、良問揃いであると感じました。

今回は、それぞれの科目について個人的な感想を書いていきたいと思います。

 

国語

 

大問1

この小説がとてもほのぼのとしていて人の心を大切にするという印象を受けました。個人的に良い文章だなと思いました。

 

さて、設問別にみていきます。

(1)の「放」の筆順は間違いやすい筆順だと思います。

(2)の「鎮」は読めてほしい感じですが、「しん」と間違えて読んだ人がいるかもしれません。

(3)は良い問題だと思いました。五段活用の未然形、「ア」の段しか気にしていない人が多いかもしれませんね。「オ」   の段もあることがわかれば正解できるでしょう。正答率が気になります。

(4)は越のつぐみへの思いやりが感じられるところですね。

(5)ここに注目するのは良い問題だなと感じました。この文章の主題と言えるかもしれません。

(6)も良い問題だと感じました。

 

 

大問2

 

問題の文章は文字の起源、絵画との関係の内容で、中学生には是非読んでほしい文章で、問題としてもとても良いものだと思いました。

 

(1)の漢字は②の脳裏が難しかったかもしれません。

(2)の接続詞を選ぶ問題で、つまりはすぐに出てくる気がします。

(3),(4)25字、50字の記述問題です。

このような記述問題は練習をしっかりとしておきたい問題です。

(5),(6)は比較的正解を出しやすい気がします。

 

選択問題です。

大問3の古文

 

(1)は定番の現代仮名遣いへの変換、これは正解してほしいです。

(2),(3)は少し難しい問題だと思います。

 

大問4の古文

(1)(2)(3)の設問は古典についてしっかりと学んでいない中学生には難しい問題かもしれないと感じました。

 

大問5の漢文

 

(1)は定番の返り点の問題。これは正解してほしい問題です。

(2),(3)は日本語訳を参考にすれば比較的解きやすかったと思います。

 

 

大問6は文章検定に出てきそうな問題で、今時の問題だと感じました。

中学生にとっては少し難しい問題かもしれません。

 

最後の大問7の作文は、テーマが読書についてでした。

比較的書きやすい内容だったのではないかと思います。

 

 



社会

 

選択問題の大問1~3は基本的な問題でしたが、大問4は少し難しかったように感じます。

 

大問5は(1)は定番問題で、間違えてはいけない問題です。

(2)は基本的な問題なのですが、選択肢にリマン海流というのがあり、少し戸惑ったかもしれません。

(6)(7)は少し難しい問題で、ここで差がつきそうです。

 

大問6の歴史はとても基本的な問題で、全問正解できる可能性もあると思います。

 

大問7の地理、ユニークな感じがするある意味盲点をついているような問題でした。

(5)は理科でも出てくる問題で記述するのが少し困ったかもしれません。

(6)は面白く、いい問題だと思います。正答率は少し低くなりそうです。

(7)は絶対に正解してほしい問題ですね。

 

大問8はしっかりと解いてほしい問題でした。

顔写真が大ヒントだったと思います。

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