防府駅前教室

2023共通テスト総合問題集 河合塾 数学Ⅱ・B 第5回 解いてみました!

By 2022年9月19日 No Comments

みなさんこんにちは。

今回は、昨日に続き河合塾の2023共通テスト総合問題集 数学II・B 第5回 を解いてみた感想などについてです!

各大問ごとに見ていきましょう!

 

〇大問1

[1] 一般的な指数不等式の問題です。誘導に沿っていれば自然に解くことができるのですらすら完答してください。最後の問題で対数を用いて解を表していますね。そこの変換で詰まってしまった人は対数の定義から見直しておきましょう。

[2] 三角関数の問題です。普段と角のスタート位置が違うので変換が必要ですが、そこも誘導がついているので丁寧にやれば完答できる問題だと思います。変換で詰まった場合は加法定理を用いて変換できることを覚えておいてください。

この問題の序盤で詰まってしまった人は三角関数の演習不足か、問題の読み込み不足です。早めに演習を積んでおきましょう。

 

〇大問2

概ね一般的な微分積分の問題ですが、「ウ」の問題が関数の平行移動に関する問題でした。因数分解でグラフの外形を求めることで答えを導くこともできますが、解説にあるように一般に関数 y = f(x) を x 軸方向に a, y 軸方向に b 平行移動したグラフは y – b = f(x – a) と表せることを知っていれば一瞬で解けてしまう問題です。二次関数の平方完成の話や、三角関数のグラフの話などでも応用できる部分なのでぜひここで覚えておいてほしいです。

それ以外の問題に関してはほとんど白チャートレベルの問題で、最後の1問もグラフさえちゃんと描ければあとはただの計算問題です。

 

〇大問3

全体的に教科書レベルの簡単な内容です。見かけに騙されなければすらすら解けたのではないでしょうか。

(1)はただの等差数列とその和の問題です。Σの計算も含めて珍しいことは何一つしていないので確実に完答してください。

(2)の序盤は問題文こそ長いものの、Σの式を和の形で表したり、代入して具体的な値を計算するだけの問題でした。

また、後半についてですが、数列 Tn の形を見た瞬間に等差×等比型の数列になっていることに気づけたかどうかが勝負の分かれ目です。気づけなかった人はΣの形を見慣れておきましょう。気づければ教科書にも載っている有名な問題なので誘導なしでも解けるようにしておきましょう。

 

〇大問4

基本的な平面図形の問題です。「テ」までは誘導なしでも解けてほしいレベルの問題です。逆に、誘導なしで自分のやり方ならできるという人は誘導に沿う練習をしておきましょう。

最後の問題は少しだけ難しいですが、図を最低限丁寧に描いたうえで前問で求めた比を使えば解けます。以前にも書きましたが、ベクトルの最後の問題は面積比や体積比を、辺の比を用いて求める問題が多発するので8割以上を目指す人は同様の問題演習をしっかり積んで慣れておきましょう。

 

〇大問5

略 (データは選択される機会が少ないため)

 

〇全体

今回は全体的に簡単な問題が多い印象でした。第四回までを解いてきっちり復習してきた皆さんなら高得点をとれたのではないでしょうか?

逆に、今回ミスした単元があればそこは弱点だと思って克服を目指してください。

Leave a Reply