大学受験は甘くない
このことはしっかり認識しておかないといけないです。
こちらをみてもらったらわかると思いますが、公立高校の倍率は進学校で1.3倍。
そして、山口大学(地元国立大学)の倍率は、2倍強~高いところは8倍!!なんていう場合もあります。
簡単に言うならば、
高校入試=受かる人が多い試験
大学入試=落ちる人が多い試験
ということになりますね。
4月の志望校、受験さえできない説
そして、高校入試の成功体験がある多くの受験生は「なんとかなるさ、、」とたかをくくって高校1・2年生を過ごして高校3年生に突入します。
ある種の生存者バイアスですね。つまり、中学時代の成功体験に自らが縛られるという、、、
結果、ある予備校のデータによると、
4月の第一志望校を最終的に受験する割合は、5%!!!という驚きの結果になります。
つまり、大学受験=第一志望校をうけることすら難しい試験!
と定義してもよいでしょう!
勉強の成果=努力の量×努力の質×やる気(モチベーション)
第一志望校を受験するぞ!と強い覚悟が決まったなら、勉強の成果を決めるものをセグメント別に攻略していく必要があります。
具体的には、量・質・やる気ですね。
量については
例えば、
九州大学理系学部 合格者 年間平均勉強時間 =1941時間 !というデータがあります。
ですので、この1941時間をどうやって捻出するか?というのが受験生の最初の課題になります。
そして、次は何をするかですね。
これが勉強の質になります。
昔=情報がない時代
今=情報過多の時代
どっちも難しいです。
現在〇〇歳の私は、本屋で数学は赤チャート・古文は古文研究法をかって自滅した記憶があります。
情報がない時代の典型でっす(笑)
また、当時に比べて受験が複雑化しております。
山口大学もそれなりに複雑な学校の一つですね。
ですので、受験は戦略が大事だということを認識して、よいメンターにアドバイスを受けるとよいでしょう。
これが二番目の課題です。
でも、最後は「モチベーション」 ですね!
本日は、最後にみなさんが誤解しているやる気についての科学的な事実をお伝えしましょう。。。。
それは、、、、、脳科学的には
「やる気」という言葉は、「やる気」のない人間によって創作された虚構であるという事実!です。
スポンサーリンク
以下は脳科学者の池谷さん(東京大学薬学部教授)の言葉の引用です。
人間は、行動を起こすから「やる気」が出てくる生き物なんです。
仕事、勉強、家事などのやらないといけないことは、最初は面倒でも、やりはじめると気分がノッてきて作業がはかどる。そうした行動の結果を「やる気」が出たから…と考えているだけなんですよ。
では、「やる気が出ない」から行動を起こせないというのは…?
それは心理的にありもしない壁を勝手につくっている状態。「やる気が出ない」というのは虚構にすぎません。
だから、面倒なときほどあれこれ考えずに、さっさと始めてしまえばいいんです。「やる気を出すにはどうすれば…」と考えるだけで行動しないことは、時間の無駄でしかありません。
でも、やる気が出ないなあああ!と思ったそこのあなた!!
「やる気が出ない」から「勉強しなくてもよい」という嘘の物語を脳が作っているだけです。
さあ!
勉強スタートです!!!